2006年06月13日


■ 溶存酸素について ■
“溶存酸素”

何だか聴きなれない言葉だと感じた方も多いのではないでしょうか?

溶存酸素とは水中に溶け込んでいる酸素の量のことです。
これは温度や気圧なんかに影響されて多くなったり少なくなったりします。
水温が高くなると酸素の溶け込み量(溶け込める量)は少なくなります。

さて、ここで熱帯魚飼育上問題になるのが溶存酸素低下による酸欠です。
特に夏場は水温が上昇し溶存酸素が低くなることから問題が深刻になります。
同時に二酸化炭素の溶解度も低下する為水草を入れている水槽でも光合成に支障が
出たりします。

水温が高くなると生物の活動も活発化しますので酸素消費量も激しくなります。

よくエビは高水温に弱いといわれていますが私の考えでは水温上昇事態によるダメージ
より水温上昇に伴い溶存酸素の低下による酸欠が原因であると考えております。

また、その他の原因として有機物が増えると、好気的微生物のよる有機物の分解に伴っ
て多量の酸素が消費され、水中の溶存酸素濃度が低下することも挙げられます。
溶存酸素の低下は、好気性微生物の活動を抑制して水域の浄化作用を低下させ、また
水生生物の窒息死を招くと考えられます。

一般に魚介類が生存するためには3mg/L以上、好気性微生物が活発に活動するため
には2mg/L以上が必要で、それ以下では嫌気性分解が起こり、悪臭物質が発生する
ことになります。
そうなると生体の生存自体に多大な影響が出始めるので早めに対処したいですね。


普段余り気にする機会が無いと思われる溶存酸素ですが気にかけるようにしたいです。


posted by りく at 20:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 熱帯魚コラム この記事をはてなブックマークに登録
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