| ■CO2添加について■ |
| ■CO2って何? 最も代表的な炭素の酸化物である。常温、常圧で無色・無臭の気体。気体は、炭酸ガスとも呼ばれる。 常圧で液体にはならない。-79℃で昇華性のあるドライアイスと呼ばれる固体となる。水に溶けると炭酸 (H2CO3)となり、弱酸性を示す。 |
| ■CO2って何のために添加するの? 皆さんもご存知のとおり植物は光合成(日光を浴びてCO2(二酸化炭素)を吸収しO2(酸素)を放出して います。)を行うことによって成長していきます。 以上から水草が成長するのにCO2が必要なことはわかります。しかし、そもそも自然界に存在する水 草たちはCO2の強制添加なぞは受けていません。ということは、普通に水の中に含まれるCO2のみで 足りているわけです。 それではなぜ水槽内ではCO2を強制添加する必要があるのでしょうか?水槽内の水にもCO2は含ま れているはずですが。 実は水槽内のCO2は光合成に必要な量が含まれていますが、水槽内では植物が光合成するのに必 要な光が絶対的に不足しています。そのため水草の成長が遅くなります。しかし、ここでCO2の量を通 常より多く与えてあげると水草はぐんぐん生長を始めます。要は光が少ない分をCO2をたくさん与えて補 っているのです。 |
| ■どうやって添加するの? CO2の添加方法は色々あります。それぞれ効果と値段が違いますので参考にしてみてください。 ・小型高圧ボンベによる添加 小型ボンベCO2セット 小型の高圧ボンベを使用してCO2を添加します。ボンベ以外にレギュレータが最低必要になります。 セットになったものも市販されております。ボンベが小型なので2週間〜8週間程度で交換が必要に なりますのでランニングコストが掛かります。 ・業務用大型高圧ボンベ 大型ボンベ用レギュレータ 初期投資が掛かり大きいので置き場所もとります。しかしながらランニングコストは非常に少なくすみ 複数の水槽を維持している方には最適です。 ・発酵式 砂糖にイースト菌を加えCO2を発生させるものです。初期投資・ランニングコスト共に少なくて経済的 なのですが周囲の温度によって発酵率が著しく変わったり、必要ないときに発酵を停止することができ ない等少々扱いにくいです。 ・その他 スプレー式やCO2リキッドなるものも市販されておりますが、どれも価格の割りに効果が薄くお勧めし ません。できれば上記方式にて添加した方が良いと思います。 |
| ■添加する上での注意点 CO2を添加するに当り幾つか注意すべき点があります。 ・酸欠にご注意 添加量が多すぎると魚が酸欠を起こして最悪死んでしまいます。過度な添加は厳禁です。また、夜間 はできるだけ添加を止めるようにしましょう。夜間は水草も光合成を止めていますので酸素を供給してく れません。手動ボールバルブや電磁弁にて添加を止めるようにしましょう。 ・PHが変化するよ。 CO2ってなに?の項で説明したと思いますが”水に溶けると炭酸(H2CO3)となり、弱酸性を示す。” という性質があります。ということは添加量に関わらず多少なりともPHが変化します。PHの急変を抑え、 お魚への負担を軽くするためにもCO2添加量は徐々に増やしていくことをオススメします。 ・せっかくのCO2、逃がさぬように CO2は実は水に溶けやすい性質を持っており、強制添加を行うと水中のCO2濃度は上がって行きます。 しかし、普通のエアストーンなどにて添加するとエアストーンから出てくる泡が大きいため、水中に溶け切 る前に水上に逃げてしまいます。そこで、CO2専用の拡散器やCO2ストーン等が販売されています。 これらの製品を使うと確かにCO2を無駄にせずにすみます。しかし、使っているうちに拡散器に苔などが 生え、だんだんと大きな泡が出てくるようになります。 出てくる泡が大きくなってきたら水槽から取り出して洗浄するようにしましょう。 ちなみに、洗浄方法ですが、漂白剤を入れた容器に拡散器を入れ、しばらく漬けておきます。苔が白くな ってきたら取り出して良く洗浄しましょう。1日程度天日干しすると良いでしょう。 |
2005年05月14日
熱帯魚情報局HOME > 熱帯魚コラム > この記事
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/3628721
http://blog.seesaa.jp/tb/3628721





